SIMフリー携帯に中国SIMを指しても繋がらない!
という方も多いと思いますので、
SIMフリースマホに中国SIMを指す場合の注意点を少し。
DYXも初めてのときはいらっとしました(笑)
注意点は、
「APNの設定が必要な場合がある」
ということだけです。
1.Android(日本市場版・SIMロック解除後)
まず日本でキャリアショップへ行ってSIMロック解除を済ませて下さい。
その上で、中国へ持ち込みます。
docomo/e-mobileの複数端末を使ったことがありますが、いずれも通信をする前にAPNの設定が必要でした。
APNとは日本docomoで言う「SPモード」にあたる設定です。
下記の設定経路から、下記のご自身のキャリアにあったAPN設定値を設定し、設定したAPNを選択して下さい。
*一度設定すれば消えないので、はじめて利用するときだけに必要な設定です。
設定経路(Android)
ネットワーク設定>モバイルネットワーク>アクセスポイント名
APN設定値
・ChinaUnicom
APN 3gnet
MMS APN 3gwap
MMSC http://mmsc.myuni.com.cn
MMS Proxy 10.0.0.172:80
・ChinaMobile
APN cmnet
APN:CMWAP
MMSC:http://mmsc.monternet.com
MMS Proxy:10.0.0.172:80
2.iPhone(SIMフリー版)
iPhone(SIMフリー版)の場合、基本的にはSIMを指すだけで、APNの設定なく、通信可能になります。
万が一繋がらない場合は、下記「iPhoneのAPN設定方法」でAPNを設定します。
iPhone4S(SIMフリー香港版)
DYXが上海ChinaUnicomでいつも使っています。
iPhone5S(SIMフリー日本版)
最近、日本で買って、FYちゃんが持って帰りましたが、
上海ChinaMobileで問題なく使えています。
以下、参考
APNはどうして設定しないといけないの?
販売している国と機種によって、スマホ自体に書き込まれているAPNの違いがあるようです。
中国で販売されているAndroidは中国キャリアのAPNは購入時に既に設定されています。
SIMフリー香港版には日本のAPNが入っていないので設定が必要です。
iPhoneのAPN設定方法
iPhone構成ユーティリティというapple社のツールをパソコンで利用します。
・設定方法はこちらを参照下さい。
http://tech.support.ntt.com/ocn/mobile/one/iphone5sc/simsetup.html
※OCN-ONEのAPN設定値で説明されているので、ご自身のキャリアのAPNに置き換えて下さい。
一度携帯に設定するとAPNは記憶されますので、次回からは設定不要です。